中手造船所の活躍に目を見張る
前回書きましたように、大手造船所は大変厳しい状況にあります。
一方中手造船所は、厳しい状況にもかかわらず、大手との提携や、ヤ-ドの拡大を行っています。
なぜこうなっているのかはだいたい想像がつきますが、当事者に聞きませんと正確さを欠きますので、推測はやめておきます。
ただ言えることは、彼らは造船専業ですので、後ろは崖っぷちです。
これで食っていくしかない中で、コストダウンや受注に関して相当の努力をしていることは推測できます。
私の勝手な推測とは別に、下記に分析したアドレスを示しますので、興味のある方は見ていただければと思います。実に冷静な分析で、一見の価値はあると思います。
https://www.mitsui.com/mgssi/ja/report/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/10/20/150513i_fujishiro.pdf
日本は造船世界1位の座を譲ったとはいえ、まだまだ相当量の建造シェアを持っていますので、あまりその場しのぎでない政府の支援や政策を期待したいところですね。